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【定年後も働きたい】60代薬剤師のリアルな年収(給料)とこれからのキャリアを考える

【定年後も働きたい】60代薬剤師のリアルな年収(給料)とこれからのキャリアを考える

60代の薬剤師の平均年収はどのくらい?

定年後もまだまだ働きたい

あやせ

人生100年時代、今の60代はまだまだ元気です。
退職しても家にいるより働きたい人も増えてきていますよね

この記事では、国家資格キャリアコンサルタントを持つ薬剤師の私が、

  1. 60代薬剤師の年収事情
  2. 60代薬剤師の働き方

について詳しく解説していきます。  

この記事の著者

あやせ

@ph_ayase

@ph.ayase

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薬剤師

国家資格キャリアコンサルタント

2児のママ

調剤併設型ドラッグストア管理薬剤師→製薬会社。

自身の転職やキャリアに悩んだ経験から薬剤師転職のノウハウを発信中。

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60代薬剤師の平均年収

60代薬剤師の平均年収は、60代前半で約582円、60代後半で696万円です。 

薬剤師の年代別の平均年収
引用元:令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況|厚生労働省

60代後半では働いている薬剤師の数が少ないため、年収の高い人が平均年収が大きく上げている可能性があります。

さらに60代薬剤師の年収を男女別、雇用形態別に見ていきましょう。

【男女別】60代薬剤師の平均年収(給料)

【男女別】60代薬剤師の平均年収(給料)

次に、60代薬剤師の年収を男女別で比較したグラフです。

青い線は男性薬剤師、オレンジの線は女性薬剤師、一番下の灰色の線は、日本人全体の平均年収(※)です。

60代薬剤師の男女別の年収
引用元:令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況|厚生労働省平成30年度民間給与実態統計調査|国税庁

60代薬剤師の年収は男女とも500万を超え、日本人の平均年収を上回っています。

 また、月給と賞与(通勤手当など含む)の内訳は、

平均年収月給賞与
男性(60−64歳)630万円45万円87万円
男性(65−69歳)902万円71万円55万円
女性(60−64歳)506万円35万円83万円
女性(65−69歳)500万円39万円36万円
引用元:令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況|厚生労働省

となります。︎︎

【雇用形態別】60代薬剤師の平均年収(給料)

次に正社員、派遣、パートでの60代薬剤師の平均年収(給料)です。

雇用形態平均年収
正社員60代前半:582万円
60代後半:696万円
派遣422万円〜528万円
(時給2000〜2500円で換算)
パート316万円
(時給2000円で換算)
 ※引用元1:時給の概算は日経D Iより算出。派遣は1日8h、パートは1日6hで労働日数22日とした。

60代薬剤師はパートでも、十分な年収を稼ぐことができます。  

60代薬剤師が転職しやすい職場

60代でも就職できる職場

60代の薬剤師が転職しやすい職場は以下の3つです。

50代薬剤師が転職可能な職場
  1. 個人・中小の調剤薬局
  2. ドラッグストア
  3. 卸などの管理薬剤師

一つづつ見ていきましょう。

①個人・中小の調剤薬局

大手の調剤チェーンは、新卒や年代の若い薬剤師をたくさん採用することができますが、個人経営や中小の薬局では薬剤師は慢性的に不足しています。 

そこで、パートの人がいない夕方〜夜のシフトに入れたり、子供の発熱などで早退することもない60代薬剤師であれば採用される可能性は十分にあります。 

②ドラッグストア 

ドラッグストア も慢性的に薬剤師が不足しています。

薬剤師がいれば調剤や、第1類医薬品を販売することができるドラッグストア では薬剤師の確保が非常に大事です。 

③医薬品卸やメーカーの倉庫などの管理薬剤師

医薬品を扱う企業では、必ず管理薬剤師を雇わなければならない職場があります。

そういった企業の管理薬剤師には、薬剤師免許を持っていれば60代でも採用してくれるところがあります。

患者さん対応がないため、残業や休日出勤がなく、体力に自信がない人でも働ける狙い目の職場です。

60代薬剤師の就職方法

60代薬剤師の就職方法

ではどのように60代薬剤師の求人を探せばいいのでしょうか?

実は薬剤師は専門職であるため、薬剤師専門の転職サイトがあります。

薬剤師免許を持った人だけが登録でき(薬学生も一部可能)、薬剤師業界に詳しい担当者が1人1人につき、転職活動を完全サポートしてくれるんです。

このようなサイトを使えば、以下の流れで転職できます。

転職サイトの利用方法

 サービスが無料で利用できるのは、求人を出した会社が紹介料として転職サイトにお金を支払っているからです。

あやせ

言いにくい給与アップの交渉をもしてくれます

また、60代を募集している就職先が少ないので、自分で探すのは無理です。

調剤薬局274社「何歳までの薬剤師を募集しているか」というアンケート結果を見てみてください。

60代薬剤師でも採用可能な薬局の割合
引用元:薬キャリエージェント

このように、60歳以上で募集している薬局は約7%と少ないのです。

薬剤師専門の転職サイトなら、プロが求人を集めてきてくれるので、あなたにぴったりの求人を効率よく紹介してくれます。

60代薬剤師におすすめの転職サイト

60代薬剤師におすすめの転職サイト

そこで60代薬剤師にピッタリな良い転職サイトを紹介します。

50歳以上の薬剤師求人専門のシニアジョブ

50歳以上の薬剤師求人専門のシニアジョブ

シニアジョブは、50歳以上専門の転職サイトで、厚生労働大臣許可を受けている信頼できる人材紹介サービスです。

シニアが選ぶ人材会社、50代以上の転職シェアでNo.1を獲得しています。

選べる好きな紹介先として、調剤薬局、管理薬剤師、勤務薬剤師、パート勤務、時短勤務、正社員、契約社員、派遣社員などが豊富です。

相談だけでもできるので、どんな求人があるのか登録してみてみてくださいね。

公式HPhttps://senior-job.co.jp/pharmacist

60代薬剤師のリアルな年収(給料)とこれからのキャリアのまとめ

60代薬剤師のリアルな年収(給料)とこれからのキャリアのまとめ
  1. 60代薬剤師の平均年収は、60代前半で582万円、60代後半で696万円
  2. 60代ならパートでも年収300万代
  3. 60代なら薬剤師専門の転職サイトで確実に転職すべき

今の60代はまだまだ元気で働けます。

調剤の技術を身につけておけば、患者さんに頼りにされ、70歳まで薬剤師という専門職で働ける人生だって選べるのです。

悩んでいるなら、まずは転職サイトの担当者に電話で相談だけでもしてもらいましょう!

【定年後も働きたい】60代薬剤師のリアルな年収(給料)とこれからのキャリアを考える

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